結婚式の引き出物の相場は?マナーや選び方などを解説
引き出物は、結婚式に出席してくれたゲストへ用意する大切な贈り物です。贈り物の内容は、相手との関係性やお祝いの金額、地域性によって変わります。本記事では、引き出物のマナーや相場、種類について解説し、おすすめの品も紹介します。ゲストへ感謝の気持ちを伝える素敵な贈り物が準備できます。ぜひ最後までご覧ください。
引き出物の品数は奇数がマナー?
一般的に引き出物は、メインギフト・引菓子・縁起物の3品を用意します。ほかにも5品・7品の場合もありますが、奇数が前提になります。
理由としては、偶数で割り切れる数字は別れを連想させるため、縁起が悪いとされているからです。品数は、地域性によって異なるケースもあり、北海道ではご祝儀を持参しない会員制の披露宴が多いため、1品が基本になります。派手で豪華とされる名古屋では、5品が定番で7品贈る場合もあります。
一方、最近では奇数にこだわらない方たちも増えています。都市部を中心に、ゲストが持ち帰る負担を減らすことやメインギフトの金額を上げるために、メインギフトと引菓子の2品にしたケースです。ただし、引き出物の数を決めるときは、地域性の決まりがあるかどうかを両親や式場担当者に相談することをおすすめします。
どれくらいが普通?引き出物の相場とは
引き出物は、ご祝儀の金額を想定し、その金額に見合った品物を準備するのがマナーです。メインギフトはご祝儀の10%、引菓子と縁起物はそれぞれ1,000円前後が相場といわれています。
親族・上司への引き出物の相場
親族や上司からのご祝儀を5万円と想定し、メインギフト5,000円、引菓子1,000円、縁起物1,000円で合計7,000円を目安にします。ただし、親族間では、お祝いのルールを決めている場合があるため、まずは両親に相談しましょう。親族の場合、結婚式前にお祝いをいただくことが多いので、その金額に合わせて品物を準備することも可能です。また、新郎新婦に直接ではなく、実家や両親にお祝いをいただくケースもあるため、家族間での連絡も大事になります。
同僚・友人への引き出物相場
同僚や友人は、ご祝儀を3万円と想定し、メインギフト3,000円、引菓子1,000円、縁起物1,000円の合計5,000円を目安にします。最近の結婚式では、友人の好みに合わせて品物を贈り分けするケースがありますが、友人間であきらかに差が出るような贈り分けはトラブルのもとです。同じ内容で統一するためあれば問題ありませんが、贈り分けをする際は十分注意しましょう。
どんな引き出物がよい?引き出物に喜ばれるものとは
引き出物のメインギフト、引菓子、縁起物ごとにおすすめの引き出物を紹介します。
メインギフトで喜ばれるもの3選
日用品や食器、カタログギフトなどが主流になっています。日用品であれば、有名ブランドや今治タオルのような品質のよいタオルや寝具がおすすめです。実用的で誰もが使うものなので、もらって困らない品物です。食器は、自分では買わない有名ブランドの食器、実用性の高いお皿やレンジ加熱できる蓋付きの食器セットなどが喜ばれるでしょう。カタログギフトは、グルメや日用品、インテリア雑貨、お食事券や宿泊券などから自由に選べるのが魅力。金額設定ができるため、ご祝儀に合わせて贈り分けするのにも便利です。
引菓子で喜ばれるもの3選
バウムクーヘンや焼き菓子、有名店のスよいツがおすすめです。バウムクーヘンは、見た目の切り口が木の年輪のように見えるため、縁起のよいスよいツとして不動の人気です。焼き菓子では、マドレーヌやフィナンシェ、クッキーなどがあり、個包装になっていて自宅で気軽に楽しめます。最後に、有名なパティシエやショコラティエが作る高級スよいツも、普段自分では買わないので喜ばれるでしょう。
縁起物で喜ばれるもの3選
縁起物では、鰹節や鯛、紅茶が人気です。鰹節には雄節と雌節があり、この2つがぴったり合わさる形になっていることから、「夫婦円満」とされています。節を削って個包装されているため実用的です。鯛も「おめでたい」の語呂合わせで人気の定番品。炊飯器に入れて炊くだけの鯛めしの素や、お茶漬けになっています。長寿の象徴「亀」や「梅」などをかたどった最中の中に、鯛・鮭・梅などが入ったお茶漬け最中が可愛いと人気です。中国で長寿のお茶とされている紅茶も「幸茶」と語呂合わせし、若い人や女性に喜ばれています。
最適なのしを選ぼう
引き出物は、両家からゲストへの贈り物で、のしには贈り主を示す役割があります。のしは、メインギフトと引菓子につけるのが一般的。縁起物については、そもそも対応できないものもあることから、無理につけなくてもよいとされています。
表書きの書き方
表書きの上段には、結婚式のお祝いに使われる「寿」、下段には贈り主の名前を入れます。まず、メインギフトでは、両家からの贈り物として両家の姓を連盟で入れ、新郎の姓を右、新婦の姓を左に入れるのが一般的です。その上で、引菓子には新郎新婦からのお土産の意味をこめて新郎新婦の名前のみを入れるパターンもあります。
水引の種類
引き出物ののしは、紅白か金銀の水引が印刷されているものを選びましょう。水引の結び方と本数は、結びきり10本です。一度結んだらほどけないという意味合いと、両家が手を結びあう形で「じゅう(10)ぶん満ちている」ことからきています。
のしの掛け方
のしの掛け方には、包装紙の上から掛ける外のしと、内側から掛ける内のしがあり、どちらを選んでもかまいません。最近では、引き出物の袋詰の際に、のしを汚したり破損したりする心配から内のしにする人が多い傾向にあります。ただし、地域性による場合もあるため、両親や親族に相談するとよいでしょう。
まとめ
結婚式でゲストに贈る引き出物のマナーや相場、おすすめ品について解説しました。引き出物はゲストへのお礼で、自宅に帰ってからも余韻を味わってもらえます。ゲストだけでなく、家で待つ家族にも喜ばれるでしょう。自分たちの記憶に残る結婚式はもちろん、ゲストの思い出にもなって欲しいですね。引き出物のマナーや伝統、地域性を知り、その上で贈り物を選ぶと相手に喜んでもらえます。これからよい関係を続けていく人たちに、心をこめて感謝を伝えましょう。
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